2008/01/21 (Mon) 【昔の旅物語 ５ 】フランスでフランス語？

【「納税者の金を使うのだから、フランス語を話さないテレビのチャンネルには賛成できない」−。そんな理由で、サルコジ仏大統領が海外向け英語放送を打ち切る方針を発表し、関係者が困惑している。】
今日、そんなニュースを読みました。

大阪弁しか話せない私が、海外に行く事もおかしな事なのですが、
やはり海外に行くと、なんとかコミュニケーションを取ろうと片言の英語を使ったり、会話集を指差したり、ゼスチャーを使ったり・・あの手この手で頑張ります。
日本国内で海外からの旅行者に道等を聞かれた場合、やはり一生懸命英語で伝えようとします。

でも、フランス圏の方々だけは・・・フランス語が一番！なんですよね。
［ホテルでの話］
あまりに寒い夜だったので、毛布を一枚余分にもらおうとフロントに電話をしました。「ワンモア　ブランケット　プリーズ」意味は通じたハズ・・・
お返事はフランス語でした。何を言っているのかさっぱり解らずとりあえず「イエス
」と言ってしまった友人。。いくら待っても毛布を持って来てくれる様子はありません。どうも、取りに来いと言っていた様子で。。1時間程たったでしょうか？フロントの女性が通じていない事に気がつき、笑いながらもって来てくれました。
［モナコのカジノでの話］
クロークにコートと鞄を預けて遊んだ後、さぁ〜帰ろうかとなった時に、クロークの半券を鞄に入れてそのまま預けてしまった事に気がつきました。
一生懸命　片言英語で説明し、担当者に理解してもらった・・と思っていますが、帰って来た返事はフランス語・・・結局意思疎通は出来ず、大もめした後荷物は無事返してもらいました。

観光客に一番接する人たちなのだもの・・片言の英語を聞き取る事が出来るのだから、片言の英語で返事をしてくれても良いのでは？と思うのですが、
フランス語しか使わない国民性はもう尊敬に値するかも？
アルファベットでありさえすれば、かっこいいと思いがちな日本人。。少しは愛国心と自国のプライドを持っても良いかなとも思います。

オリエンタル・ジャパンのアートが大好きな人が沢山住んでいる芸術の町パリ。。日本人も堂々と日本語でフランス人と関わっても良いのかも？
一生意思疎通が出来ない事になりそう！